博士リサイタルが終演いたしました - Eriko Yamaji Official Website

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博士リサイタルが終演いたしました

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

寒い日々にも時折春の香りや陽光が感じられますね☀️

でもまだ油断禁物!4月ごろまで雪が降ったりしますものね…

あたたかくしてお過ごしください。

さて、

2月6日に第二回博士リサイタルが無事終演いたしました!

今年度もたくさんの方々のお力添えをいただきました。

オーケストラが大好きなわたしにとって、オルガンとオーケストラが共演するオルガン協奏曲はいつまでも憧れであり最高に贅沢な音楽です。 今回は両大戦間に書かれたジョンゲンの《英雄ソナタ》とカゼッラの《ローマ協奏曲》を演奏しました。日本でも度々演奏されるジョンゲンのオルガンとオーケストラのための《協奏交響曲》はいつか自分も絶対に弾いてみたいという作品ですが、まだあまり知られていない優れた作品を演奏し多くの方々に知っていただくこともひとつの使命だと思っているので、あえて自筆譜しか存在しないカゼッラの作品を選びました。オルガンを本格的に始めようか迷っていた東北学院大学の学生の時に参加した海外研修の際、偶然訪れたフィラデルフィアのワナメーカー・オルガンが今回の演奏会の要となったことは大変感慨深いです。 試験などで特に忙しい時期にもかかわらず、今回の演奏会のために集まっていただき、エネルギッシュで中身の濃い音楽を一緒に作ってくれたオーケストラのみなさまに、本当に感謝です😢お一人お一人、どなたも欠けてはできなかった演奏でした。

指揮の佐久山さんは打ち合わせから音楽を繊細に一緒に作ってくださり、本番では大船に乗った気持ちでワクワクゾクゾクしながら演奏することができました。いろんな意味で大変な曲だった思いますが、才気煥発な指揮で音楽をまとめ上げてくださいました。

前回もコンサートマスターを務めてくださった大光くんは、メンバーへのお声がけや作品選び、浄書チェック、多方面でのアドバイスなど非常に細やかにかつ心強くサポートしてくださいました。ちょうど作品の真ん中に位置するコンマスのソロは、戦争の凄惨さや激動する時代の中の束の間のオアシスのようで…美しさにうっとりでした…👼

 アシスタントの由衣ちゃんには精神的にも負担をかけてしまいましたが💦、今回も由衣ちゃんのおかげで安心して演奏することができました。

至らないところばかりのわたしでしたが、ステマネの義愛くんをはじめ、素晴らしいスタッフのみなさまに大変助けていただき、つつがなく終演することができました。

1週間前に行われた指導教員会議では、ご多忙を極める先生方におそろいいただき、大変貴重で有意義なご意見をいただきました。 そして、聴きにいらしてくださったみなさま、この場をお借りして感謝申し上げます!

論文提出を見越すと、藝大で過ごせるのもあと少しなのだなと早くもとても寂しい気持ちです。

オルガンとオーケストラの未来に少しでも貢献できるよう、これからも研究に勤しみたいと思います!

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どかどかと写真を載せていきます!

終演後の集合写真!こんな豪華な写真はありません、宝物✨

当日リハーサルの時にオルガンバルコニーからパシャリ

ステマネさんが撮ってくれたリハーサル風景

指揮の佐久山さんと

アシスタントしてくれた由衣ちゃんと

オルガン科のみなさまと

オーケストラのみなさんへのお礼にオーダーメイドさせていただいた、アトリエラフールさんのクッキー缶!

どれも美味しくてとっても可愛い❤️

建築科4年生の多田彩乃さんに制作していただいたフライヤー!

なんと芸術的なのでしょう…

わたしがお伝えしまくった今回のリサイタルのテーマやイメージを全て受け止めてくださり、細部にまでこだわりながら昇華してくださったデザインです😭✨

(最初の版から副題に変更がありました)

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ここまでお読み頂きありがとうございました。

春休みは論文に集中します!

演奏会や来年度から始まる事業の準備も…🧚

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また元気にお会いしましょう!

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eriko

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