演奏会記録、徒然
やっと桜が満開になりましたね!
上野公園はものすごい人で賑わっています🌸
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3月24日は、北とぴあ パイプオルガン演奏会が無事終演いたしました。
リハーサルが全て公開だったのでハートが鍛えられ、本番は楽しむことができました!
コンサート当日から受難週に入ったため、受難にまつわる作品を中心に演奏しました。
学部時代から聴いてくださっている方に本当に久しぶりにお会いし、嬉しいご感想を頂けて、これまでの歩みをと実感させていただけた気持ちになりました。
いつもアシスタントしてくださる由衣ちゃん、帰りに一緒にガレットを食べてプチ打ち上げをしました!
この週は雨と風の週でしたね。
北とぴあの方がお写真を撮ってくださいました。



いつまでも慣れないMC。急にオルガンの説明を挟み込む図。
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3月29日には、オルガン科で明治学院大学白金キャンパスに遠足に行きました。
オルガンの試奏会です。
17〜18世紀の工法を再現したオルガンで、日本では大変珍しい楽器です。
ペダルや手鍵盤の独特な感覚に少し苦戦しましたが、バッハが合う合う、こんな音色が出るんだあと、感動!
あっという間に夕方になっていました。
ヨーロッパ旅行してきた気分。





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さて、3月31日は旧東京音楽学校奏楽堂日曜特別コンサート〜パイプオルガンとのアンサンブルを愉しむ〜でした。
前半はオーボエの川本伶美ちゃんとオルガンの平野由衣ちゃんのバラエティ豊かなプログラム!
うんうんと頷きながら早春賦を聴いているお客さまたちが印象的でした。今の季節にぴったり!
ラインベルガーでは情緒豊かな、ハキムでは心躍るアンサンブルでした!
後半はソプラノの日野祐希ちゃん、チェロの神倉辰侑さんと演奏させていただきました。
震災を思い出す3月、加えて年始の能登半島地震や今なお続く戦争などを思い、「祈り」をテーマにしました。
どの曲も思い入れがあり、それぞれなんていい曲なんだ…と合わせでも本番でも視界がぼやけながら、自分でもよいプログラムだったなとしみじみ。
祐希ちゃんとは学部の同級生で、またこうして共演させていただきとっても嬉しい!
同じ頃に、コロナ禍の中フランス(祐希ちゃんはパリ、わたしはトゥールーズ)にいたという共通点もありました。
美しすぎて、聴き惚れて弾くのを忘れてしまいそうでした… まさにプリンセス。
神倉さんは博士リサイタルでオルガン協奏曲を一緒に演奏してくださったご縁で、今回はデュオもお願いさせていただきました。
心に染み渡る神倉さんのチェロ…ずっと聴いていたい!!
なんとも豪華なおふたり、どこか共鳴するところがあると(勝手に)感じながら、本当に楽しくアンサンブルさせていただきました。
チケットは早々に完売、サウナかな?というくらいの熱気のなか無事終演しました。 共演してくださったみなさま、聴きにいらしてくださったみなさま、旧奏楽堂のみなさま、ありがとうございました!


アンサンブルって、やっぱり楽しいなあ。
もっともっと挑戦したいです。
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今回のブログは長いですね。
4月5日は入学式でした。
今年も学長のパフォーマンスがあり、オルガンは廣江理枝先生。
横でアシスタントさせていただき、秒刻みの完璧でかつ大迫力の奏楽にびびりまくりでした。
すごかった…
去年の自分の入学式には出られなかったので、とっても記念になりました。
まるで新入生のような写真!

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長々とお付き合いいただきありがとうございました!
まだまだ寒暖差が激しいですので、気をつけて過ごしましょう!
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eriko